H26.07.20に生月島砲台探検に、前日からバイクツーを兼ねて行ってきました。
場所について、詳しいことがわからなかったので「させぼばってん」のT氏に事前に教えて頂き、取りつき方を間違えることなく、とても助かりました。

バイクを止めた駐車場に、自然歩道の途中に観測所(砲台跡)があるように案内図には出ておりましたが、自然歩道は荒れ放題で雑草が腰の高さまで繁茂している状態でした。

前日の雨で濡れた雑草をかき分けて登ると、本来の自然歩道に出くわし、砲台跡の矢印までそんなに迷う心配もなくたどり着けました。

あちこちで雑草に阻まれて、駐車場から砲台入口まで30分程かかりましたが整備されていたら10分程で、楽に行ける場所だと思います。

再訪した時には、「まきの茶屋」前の道(軍道)を利用すると、簡単に取り付けました。その時のことは別の機会に・・。

生月島砲台

交通壕跡とかすかに見える上部観測所兼弾薬庫入口
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この観測所兼弾薬庫は二階造りで地下にも構造物があります。方位磁石も懐中電灯等も用意してバイクに積んでいたのに、昨夜の寝不足からボケていて持ってくるのを忘れました。一階の弾薬庫内はカメラのストロボだけが頼りでした(残念)。
         (このことが後失敗を引き起こします。)
弾薬庫内には弾丸置場・用具置場と書かれた文字が残っていました。二階観測所には直接上がれる階段等は見つからず、外に出て回り込むことにしました。(昔は階段があったのかもしれません。)
          

登山道を登りきったところに、木々の繁茂が途切れがちの箇所があり、よく目を凝らすと木立の陰から観測所上部の入り口が見えています。不思議とここだけ異次元のような雰囲気です。

見渡すと交通壕やその石垣が周りを取り囲むように残っていました。下部観測所の形状は、筑前大島砲台の観測所と同じ構造のようです。戦後の金辺景気の際に鉄扉を無理に引きはがした跡が伺えます。

クリックすると拡大図になります

下部観測所兼弾薬庫

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