槇山砲台

レンガ博物館を見学した後、槇山砲台跡へ行ってみました。道はあるのですが、補修はされておらずコンディションは良く

ありません。前日の雨で松葉や枯れ葉が落ちており、バイクで走る際にはスリップに気を使います。おまけに前輪ではね

上げたぬれ落ち葉や松葉が、エキゾーストパイプに張り付き、まるで香を焚きながら走っているようです。なんと奥ゆかし

いことよ・・。(途中で金崎砲台への軍道分岐点があった筈ですが見落としてしまいした。)

道なりに山頂に登ると放送中継所に半ば侵食されながら砲側庫が残っていました。整備は全くされておらず荒れるに任

せたままです。また砲座についてはどこにあったか判別できませんでした。砲側庫の上に設置されていたのか、もしかし

たらパラグライダー用に整備された更地がそうなのかもしれません。28糎榴弾砲6門、15糎臼砲6門はどのように配備さ

れていたのか疑問を残したまま槇山砲台を後にしました。

残りの砲台を探検ごっこするには、下調べもしていなかったし、残された時間もあまりなかったので、海自の舞鶴基地の艦艇

を見に行きました。休日と言うことで護衛艦「あぶくま」に乗艦可能でした。もちろん内部は立ち入りできませんが外観は十分

堪能してきました。それ以外にもミサイル艇やイージス護衛艦、退役になってナンバーを消された護衛艦など興味は尽きま

せんでした。

帰りの行程をバイクで直帰にするか、フェリーを利用するか迷ったのですが、体力と安全を考えフェリーを利用することにし

ました。フェリーは体は楽だったのですが、早朝6時着は眠たいですね。でも、阪神・九州と便利に利用していた今治寄航便

は既になく、松山寄航便も片道のみの寄航となるとのこと。高速1000円でさえ、内海航路にとっては死活問題なのに、無料

化になれば、バス等公共交通も同じく廃止が現実問題になってきます。車を持たない人にとっては移動の手段がなくなるの

と同じです。車を持たないものは田舎に住むなってことなんでしょうか・・・・。

次回は建部山堡塁を含め、残りの舞鶴要塞をのぞきに行きたいと思っています。(いつになるやら・・・)