大君底砲台・発電所・電燈跡

17年4月30日、早瀬第一砲台を大急ぎで眺めたついでに早瀬大橋を渡って対岸の大君底砲台、発電所跡を見て来ました。
大君底砲台は私有地となっていますのでご注意ください。トッポ作が訪れた時は、工事関係者の方がおられたので了解を取って中に入りました。
この時、たまたま調査に来られていた城郭研究家のST様(H26ご逝去)がおられまして、その後色々と要塞や砲台関係について資料の提供やお教えを請うことになります。

この底砲台には、克(クルップ)式前進軸12cmカノン砲4門が2門一組で配置されていました。
直接照準で敵艦船の舷側を射撃するため、観測所は付属していません。

後日、21年3月21日に海軍兵学校見学のついでに底砲台近くにある電燈(探照灯)を見て来ました。他の要塞の造りと同じでした。

電燈と発電所跡は見学できます。

(大君底砲台を調査中のST様)

(克式12cmカノン砲砲座、1砲座2門×2)

(電燈跡)

(砲側庫)

(発電所跡)