(旧道カーブと電柱の側にある軍道入口)

大川山堡塁

大川峠の閉鎖されている旧道入口のブロックの隙を通って、深山側から登って行きます。舗装しているので迷う心配はありません。カーブ5つ目のコンクリート電柱のあるところが軍道への入り口ですが、木々の繁茂で分りづらいです。

(角田誠氏作図、クリックで拡大)

22年10月11日に深山砲台・大川山堡塁探索に行ってきました。

大川山堡塁は旧道から軍道跡を藪漕ぎし、大川峠の北東、標高160miに位置している。明治30年に竣工し、備砲は9糎カノ砲2門と機銃4門を、有事の際に運び上げるようにしており、平時には備砲されていなかったようです。

(目印の祠と祠横の堡塁入口への石段)

旧道カーブから軍道跡へ入りますが、ホントわかりにくいです。目印として軍道を登り始めると折れた電柱が沢山刺さっています。こういう場所ですから不気味です。
この目印が見つからなかったら引き返すのが賢明です。軍道跡は荒れていますが途中まではわかりやすいです。
軍道の石垣が崩れて歩きにくい先は草木の繁茂でチョット大変です。足元に注意してグイグイ藪漕ぎをします。

堡塁への目印、赤い鳥居の祠が見えてきたらほぼ到着です。祠横の石段を登ると堡塁入口が見えてきます。
 場合によっては祠に向かわず、直接堡塁入口へ到着することもあります。

(目印の折れた電柱と石垣の崩れた軍道)

(堡塁入口と擁壁)