明治26年策定防禦計画による各砲台配置予定図 (本邦日本築城史より)

上記砲台配置図のように、日露戦争の旅順要塞を上回るような

砲台・堡塁設置計画であったが、日清戦争勝利後にこの計画を

再検討した結果、忠海海峡と来島海峡を制圧すれば十分である

として、
大久野島と小島に砲台を建設することに「改正防禦計画」として決定を見た。

(原剛著「明治期国土防衛史376p」)より

U 日清戦争後の再検討