穹窖砲座

穹窖砲座への取りつき方は、一度軍道へ出て、「まきの茶屋」方向に向かうと、標識のある丁字路に出ます。

そこから、西に向けて山肌の雑木を掻き分けてしばらく進むと、左手にトンネル入り口のような切り通し跡のような凹みが出現し、凹みの奥へ進むと、砲口部が閉塞され破壊された最初の穹窖砲座が現れる。

そこから山肌に戻り、更に西へ向かって木々を掻き分けながら進むと、最初と同様の凹みが出現し、凹みの奥へ進むと2番目の砲座跡が出現する。こちらの砲座も同様に閉塞・破壊されているが最初の砲座より砲座の形状がわかりやすい。

どこかこの近辺に、穹窖室内に入るための入口があると思われるが、木々の繁茂に阻まれて分からなかった。

二つ目の穹窖砲座跡

「させぼばってん」主宰のR,T氏の先導で穹窖砲座跡に行きました。
竣工時観測所前の平場から北へ進むと、穹窖室からの換気口の穴が開いていました。換気口の前面は崖状で、ちょうど鉄道トンネル入り口のような切通しになっていました。


右画像、赤矢印の所が穹窖砲座砲門部のコンクリート、次画像が換気口(穹窖室内部に繋がっている。)

次ページでは、大バエ灯台付近にあった、海軍の14糎穹窖カノン砲座に行きます。

一つ目の穹窖砲座跡