鶴見崎 丹賀砲塔砲台跡

18年7月29、30日と阿蘇・鯛生金山・トトロのバス停を見学して、佐伯市港外にある丹賀砲塔砲台跡、鶴見崎の穹窖砲台、付属施設等を見てきました。
29日は観光地へのバイクツーリング、30日が要塞跡探検ごっこと言う計画でした。

30日、最初に鶴見崎突端の穹窖砲台跡からスタートしました。この砲台は後で見学する丹賀の砲塔砲台が動員下令の昭和17年、試射中に腔発事故を起こし、多数の死傷者を出し使用不能に陥ったため、急遽代わりに作られたものです。画像のように手掘であり、乱雑なコンクリ巻きありと、当局が慌てふためいて突貫工事で完成させたことが伺われます。備砲は45式カノン砲が4門据えられていたようです。

また鶴見崎灯台は、海軍の望楼跡に建てられており、色々なところにその跡をとどめています。灯台を挟んで砲台と反対側には兵舎などがあったようです。灯台の反対側の山の頂点には画像のように展望台に化した観測所跡があります

(4門ある穹窖砲台、H29年現在立ち入り禁止になっている模様)

次ページでは灯台近辺にある兵舎跡等を散策路にそって巡った後、観測所・鶴見第二砲台・兵舎跡等に行くことにしましょう。

灯台手前から左手、豊後水道へ降りる小道を行くと崖にへばりつくように4門の穹窖砲台があります。