芸豫要塞小島砲台

(小島砲台配置図)

(南部電燈)

トッポ作のホームグランド、芸豫要塞の小島砲台に行きました。ガキの頃からしばしば行っていますので、かれこれ40年近くになると思います。
市制記念で砲台跡、南部発電所跡に至っては屋根を張り直すなど整備され、掲示板も新たに作り直され公園としての機能 を備えるようになっています。初めての方でも砲台の由来について理解してもらえる遺構となっていると思います。

小島には南部電燈、発電所、南部砲台、弾薬庫、中部堡塁砲台、北部軽砲台、北部発電所、北部電燈、北部砲台、北部観測所等がほぼ 往時の姿で残っています。

当時の大砲の射程が短かったため豊豫海峡を閉塞することができず、瀬戸内海の小島・大久野島に砲台を設置し、京阪神の守備にあてました。当時は呉軍港を守るための広島湾要塞もありました。

まずは南部電燈から見ていきましょう。

次に、桟橋に戻り、発電所・南部砲台・弾薬庫等を見に行きます。残 念ながら兵舎に関しては完全に更地に戻され畑になっています。今は兵舎から軍道に上る石積みの階段だけが残っています。

渡船は造船ドックが林立する波止浜港の一角からから出港します。来島を経て15分ほどの船旅ですが、来島大橋を眺めながら舷側には渦潮の潮流が逆巻いています。

鳴門の渦潮が有名ですが、ここ来島もガキの頃には渦を巻いていました。国際航路で潮流による変則航行もある海の難所ですので、アッサリと渦を巻く原因の岩礁を除去してしまいました。

渦こそなくなりましたが潮流の速さは変わりがありません。渡船は時には潮流に逆らいながら小島を目指します。

(渡船は来島大橋を眺めながら小島へ)

芸豫要塞司令部跡に行く

(小島観光案内図)